ショート・ターム 評価と感想/これはなかなかの秀作

ショート・ターム 評価と感想
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評価高いのも頷ける ☆4.5点

予告編

11.15公開『ショート・ターム』予告編

映画データ

ショート・ターム|映画情報のぴあ映画生活
『ショート・ターム』は2013年の映画。『ショート・ターム』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

物語の舞台は、ティーンエイジャーをケアするシェルター“ショート・ターム”。ここで働く20代のケアマネージャー、グレイス(ブリー・ラーソン)と、同僚でボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガー・Jr.)。子供が出来たことをきっかけに、二人の将来はささやかならがも幸せなものになるかと思われました。でも実は、グレイスの心には、たったひとりの信頼できる彼にも打ち明けられない、深い深い闇が横たわっていたのです。そんなグレイスの心を次第に開いてゆくのは、やはり同じように心に傷を負ったショート・タームの子供たちと、新しく入所してきた、頭が良くて優しい少女ジェイデンや、ストイックでまっすぐな少年、マーカスでした。彼らはみな、親からの虐待やネグレクト、いじめを経験し、心を閉ざしてしまったこどもたちです。

誰もが心に悲しい傷を負っているけれど、ここに暮らす子供たちはみんな、心優しくて繊細な少年少女ばかり。そんな彼らのひたむきな生き様を見ていると「ひとりぼっちで生きるのではなく、大切な人と一緒に、明日を生きることが喜びなんだ」と気づかせてくれます。大きくて温かな愛に包まれた『ショート・ターム』は、きっとあなたも大好きな人と共有したくなる、穏やかで柔らかい感動のものがたり。スクリーンから、かつてない「ぬくもり」が溢れ出してきます。

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

ロッテントマトやヤフー映画での評価が高いので観てきましたが、納得の出来で良い映画でした。

短期児童養護施設を舞台にしていて題材としても珍しいと思いますし、映画的センスにも溢れた作品だと思います。

映画の出だしからキャッチーで、タランティーノがよくやるような小話から入りますが、これがあとで児童が脱走するのに効いてて、97分というコンパクトな上映時間ながらも物語に広がりを見せていて上手いなぁと思いました。

小話のネタは最初と最後と、途中に出てくるタコとサメの話の三つで、そのどれもが効果的だったのですが、特にタコとサメの話は凄くてこれ一個だけでも映画出来ちゃうんじゃないかというくらい深いお話で、この映画の肝でもあったと思います。

ツイッターでの反応やレビューなどを見て、号泣するのを覚悟して行ったのですが、どちらかというと無理に泣かせようとする感じではなく、じわっとくる映画で温かい優しさに包まれた映画でした。
と、同時に現実の世界のネグレクトなどのニュースを見ると、あとからじわじわとくるタイプの映画でもあり、テーマとしてはヘビーだと思います。

脚本には細かい伏線が落とし込まれきちんと回収されますし、演出は揺れ動く心情を街灯の明かりや手持ちカメラのぶれで表現したり、ちょっとサスペンスタッチになったりと幅広いですし、役者陣の演技もよくて、走攻守揃った映画だと思います。

鑑賞データ

ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーフライデー 1000円

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