ドラゴンが擬態します ☆4点
予告編
映画データ
あらすじ
家族旅行中に不慮の事故に遭い、一人森の奥深くに迷い込む5歳の少年ピート。彼を助けたのは、モフモフの毛に覆われた大きな生き物だった。怯えるピートをその生き物は両手でやさしく包み、大空へ羽ばたいていく。
その後6年間、人と関わることなく深い森で暮らしてきたピートだが、実は彼には誰にも言えない秘密の友達“エリオット”がいた。
ピートにとってエリオットは言葉が話せなくても心が通じる、家族同然の存在。森の中での二人きりの生活は、毎日がわくわくする冒険の連続だった。この夢のような日々はずっと続くと思っていたが、森を守るために様々な調査を行うグレースとの出会いがきっかけで、伝説でしかなかったはずのエリオットの存在が人間たちに知られてしまうことに…。
ピートとエリオットのかけがえのない絆は今、小さな町に、そしてグレースの心に、奇跡を起こそうとしていた…果たして、ピートとエリオットは再び幸せに暮らすことができるのか!?(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
普段だったら自分でお金を払ってまで見ないタイプの映画なんですけど、TOHOシネマズのフリーパスポートがあったので観てきました。
この映画、予告編は何回か映画館で目にしたんですけど、この予告だと今一つちびっ子たちに訴求力が弱いような?
日比谷シャンテで見たんですけど、場所柄もあるでしょうがちびっ子は皆無で鑑賞してるのは大人たちばっかりでした。
ただ、基本ちびっ子向けの映画だと思うんですけど、大人の鑑賞にも耐えうる作品になっています。
この映画知らなかったんですが、1977年の実写アニメ映画『ピートとドラゴン』という作品のリメイクだったんですね。
予告編見たときは、「オオカミに育てられた少年、のドラゴン版?」くらいな感じに思ってたんですが、同じディズニーの『ジャングル・ブック』に近い感じがしました。
本国アメリカでは8月に封切られて7600万ドルくらいの興収しか上げられなかったみたいですけど、ふつうに面白かったです。
少なくとも今日本で公開されているローグ・ワンやバイオハザードよりかは面白かったです。
ドラゴンのエリオットはカワイイんですが、予告編ではそれが表れてなかったのが、勿体なかったかなと。
顔も映ってなかったですし。
予告編とか昔の作品のあらすじを見ますと、3つの約束(「名前を付けてあげること」「不思議な力を隠すこと」「絶対に守り抜くこと」)があるみたいですが、本作の本編では特に描かれてなくて、そういう前提でお話が進んでました。
森林警備隊員であるグレースと父(ロバート・レッドフォード)の同じ自然を愛する者同士だけどそのスタンスの違いとか、人間の森林伐採による環境破壊とか、ギャヴィンとジャックの兄弟の確執とかが、ちょこちょこ挟み込まれてて、完全にハッピーエンドのためだけの伏線なんですが、まぁ子供向け映画ってことで難しくしてもあれなんで、これでいいと思います。
ファンタジーですから。
ラスト、ピートと別れたエリオット(ドラゴン)は、これでまたひとりぼっち、700年間ひとりぼっち『ウォーリー』みたくなっちゃう!と思いきや、ラストお友達ドラゴン5匹くらいいましたとさ(笑)
鑑賞データ
TOHOシネマズシャンテ シネマイレージ特典1か月フリーパスポート 0円
2017年 1作品目 累計0円 1作品単価0円
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