バチカンで逢いましょう 評価と感想/バグダッド・カフェには及ばず

バチカンで逢いましょう 評価と感想
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うーん、ちょっと残念 ☆3点

予告編

マリアンネのコメント付『バチカンで逢いましょう』予告編

映画データ

バチカンで逢いましょう|映画情報のぴあ映画生活
『バチカンで逢いましょう』は2012年の映画。『バチカンで逢いましょう』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

マルガレーテは長年連れ添った夫ロイズルの葬儀を済ませ、人生の新たな一歩を踏み出そうとしていた。

彼女は40年前に夫とドイツ南東部の州バイエルンからカナダの広大なビッグベア・クリークに移住し、自然に囲まれた住み慣れた我が家で幸せに暮らしていた。長女マリーは母が遠く離れた一軒家で一人暮らしをするのが心配で、両親の家を売却し、自分たちの住む都市部のホワイトホースへ呼び寄せることにした。

マルガレーテはマリーの家で一緒に暮らせるものと思っていたが、マリーは彼女に新設の老人ホームを勧め、みんなで行くと約束をしていたローマ旅行もうやむやにされてしまう。敬虔なカソリックの信者であるマルガレーテには、どうしてもローマ法王(教皇)の前で懺悔したいことがあったのだ。

ある朝、マルガレーテは置手紙を残して、単身ローマに旅立った。

14時間の空の旅。ローマに住む孫娘マルティナの家に転がり込んだマルガレーテは、さっそくバチカンへ向かった。長年夢にまで見た、憧れの場所。だが、法王と会うのは簡単なことではなかった。

集団謁見の日に再訪したマルガレーテはそこで大事件を起こしてしまう。盲人を装って法王に会おうとしていた老詐欺師を懲らしめようと、持っていた護身用のスプレーを吹きかけたところ、それが法王を直撃してしまったのだ。しかし、逮捕され、尋問を受けるマルガレーテを救ったのは盲人を装っていたイタリア人ロレンツォだった。彼は警察に事件はすべて自分のせいだと説明し、マルガレーテは釈放される。

一方、マルガレーテはロレンツォの甥ディノとも不思議な縁で出会っていた。ディノの母親はドイツ人で彼らはローマでバイエルン料理店“リセロッタ”を経営していたが、ディノの作る料理はあまりにも不味く、店は倒産寸前だった。最初は客として来店したマルガレーテも、あまりにひどい料理に自ら厨房で料理を作り始めてしまう。やがてマルガレーテはその店のシェフとして働くことになり、彼女の作る料理は大評判となって店は一気に繁盛する。

法王襲撃犯として国際ニュースにまでなった母を心配して娘マリーもローマへやってきた。孫のマルティナは恋人とのトラブルが発生して傷心気味。ロレンツォとディノにも予期せぬ不幸が訪れ、マルガレーテはなぜロレンツォが人をだましてまでも法王に会おうとしていたのか初めて知った。

傷ついた人々の心を癒すのは、やっぱりマルガレーテの優しい心と美味しい料理。そして、彼女は40年間家族の誰にも話したことのない秘密をマリーに明かす。だが、その秘密のあまりの衝撃に母と娘は大喧嘩を始めてしまう。

そんなとき、マルガレーテのもとにバチカン教会から、法王をはじめ100人分のカイザーシュマーレンを作ってほしいと依頼が入る。母、娘、孫の3人は、無言のまま力を合わせてその甘く懐かしい家庭の味を作りはじめるのだった…。

(公式サイトより引用)

ネタバレ感想

『バグダッド・カフェ』のあの不思議な心地良さと存在感を発揮していたドイツ人おばちゃん(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)主演ということで期待して観に行って参りました。

映画は冒頭、カナダの雄大な自然をゆったりと写し、いやが上でも期待が高まります。
そこにぽつんと佇む一軒家。住んでいるのはもちろんマリアンネ演じるマルガレーテです。

バグダッド・カフェの時は、まだおばちゃんだったマリアンネも今では立派なおばあちゃんになっています。

マルガレーテは一軒家の片づけをしています。
夫に先立たれ辺鄙な田舎での一人暮らしを心配した娘夫婦家族が引越しを手伝っています。
家を売り払って都市部の自宅に母親を呼び寄せようというのです。

娘の家に引っ越したマリアンネは洗濯機が置いてある納戸のような部屋をあてがわれます。
引越しの最中、老後のことを心配した娘から切り出された老人ホームの話も引っかかります。

しかしマリアンネには楽しみがありました。
娘家族とローマ旅行へ行ってバチカンでローマ法王に会うことです。
でもそれも結局、娘にうやむやにされて行けずじまい。

マリアンネはある朝、置手紙を残してローマへ旅立ってしまいます。

ローマでは勉学に励んで一人暮らしをしている孫娘マルティナを頼って家を訪ねますが、変なロッカー風の男が出てくる始末。
部屋の内装もいかがわしくて何か変。
聞けばロッカー風の男は間借りして住ませてもらってるという。

ローマ滞在中なんとか住ませてもらう事が出来たが、またしても納戸のような狭い部屋。
なんとなく居場所の無いおばあちゃん。
果たして滞在中にローマ法王に会うことは出来るのか?おばあちゃん!

というようなお話なんですが、何かたらい回しにされるような感じは小津安二郎の東京物語のようでもあるんですが、情緒的という訳ではありません。

この映画、おばあちゃんがローマに行ってしばらくはコメディっぽい感じで、劇場内もしばしば笑いが起きていました。

なんか想像してたのと違う…

ただ、コメディも凄い面白いかといえば、それ程でもなく、孫娘達とのやりとりも結構うるさい感じで、バクダット・カフェの雰囲気には程遠い感じです。
もちろん全く別の映画なので当たり前なのですが…

ローマへ一人で行ってしまった母を心配して娘のマリーがローマにやってきてから、お話は母、娘、孫娘の三世代の女性のそれぞれの愛と葛藤、家族との確執みたいなお話に落ち着いていくのですが、結局、何が言いたいのかはっきりと分からず、もやもや。

ローマやバチカンの景色を魅力的に見せている訳でもないですし、マルガレーテが腕を振るう料理もとりたてて美味しそうに撮れてる感じでもないですし、映画と平行したカイザーシュマーレンもそれほど盛り上がってないですし…

どうしてゼーゲブレヒトが久々の主演映画に選んだのか、少し不思議な感じがしました。

鑑賞データ

新宿武蔵野館 HPクーポン使用 1500円

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