浪花節だよ人生は ☆3.5点
予告編
映画データ
あらすじ
分かちがたい絆で結ばれた敏腕刑事、シモン(ヴァンサン・ランドン)とフランク(ジル・ルルーシュ)。南フランスのトゥーロン警察で長年コンビを組んできたが、不幸な事故がすべてを一変させる。シモンが飲酒運転で人身事故を起こし、刑務所に送られたのだ。6年後、刑期を終えたシモンは警備会社に勤めるも、妻とは離婚、うらぶれた暮らしに身を埋めるばかり。フランクはかつての相棒を気づかうが、閉ざされた心を開くことができずにいた。そんなある日、シモンの最愛の息子が、偶然にもマフィアの殺し現場を目撃してしまう。それは、昨今警察を悩まし、フランクも担当している壮大なマフィア抗争の一味によるものだった。目撃者を消すため、息子が狙われている事を知ったシモンは、フランクの協力を仰ぎ、自らの手で裁きを下すことを決意する…。
(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
フランス国内でのオープニング最高成績を塗り替えた作品ということで、興味出て観てきました。
フランス映画界の俊英フレッド・カバイエ監督作ということですが、初めて名前を知ったので、この監督さんの作品は初めてです。
映画もずーっとやってると、ネタがつきちゃうでしょうから、周り回って、もう2周くらいしてると思いますが、こういうシンプルなフィルムノワールが評価されるんでしょうかね?
映画観て、パッと思った感想は、こういう浪花節的な感じはフランスにもあるんだなぁと思いました(フランスというとオシャレなイメージなので)。
正直、それほどとりたてて面白いとは思わなかったんですが、『男たちの挽歌』なんかが評価されてるのと同じ感じですかね?(男たちの挽歌は面白かったと思います)
日本映画はフランス人に受けがよくて、その逆もまた然りだと思いますが、主人公のバイオレンス描写(痛い感じ)は北野映画っぽいなと思いました。
点滴のシーンで空気入れるあたりも北野映画でやりそうな感じで、カバイエ監督も影響受けてるのかな?と思いました。
凄い高評価という訳ではないですが、90分でサクッと見れますし緊迫感もあって一気に見れますので、時間空いたときなんかにちょうどよいんじゃないかと思いました。
鑑賞データ
新宿武蔵野館 水曜サービスデー 1000円
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