3Dじゃなくてもいいかもです ☆3点
予告編
映画データ
あらすじ
絶望に覆われ灰色に染まった大都市。
人々は生きる希望を見出せず、自殺者が後を絶たない。
そこで唯一、あたたかな灯を灯もし、繁盛していたのが10代続く老舗の「自殺用品専門店」だった。
店を営むのは、超ネガティブ思考のトゥヴァシュ一家。
父のミシマと母のルクレスをはじめ、長女のマリリン、長男のヴァンサンの全員がクスリとも笑ったことがなく、生きる意欲も人生を楽しむ意欲もなく、生活している。
店内は、首つりロープ、腹切りセット、毒リンゴ、さまざまな種類の毒薬など、どんな自殺を希望している人でも、かならず成功する商品を揃えている。
ある日、トゥヴァシュ一家に大問題が発生する。
一家に生まれた末っ子アランが、家族全員とまったく反対の、無邪気で明るい男の子だったのだ。
両親の必死の教育にもかかわらず、アランは健やかに明るく、超ポジティブ思考に成長していく。
そして、「自殺用品専門店」の商品を次々と「自殺できない用品」に変えていってしまう。
アランのせいで訪れた経営危機に、家族は頭を悩ますことに。
だが、性格に問題を抱えていたヴァンサンも長女マリリンも、アランの明るさと優しさに触れ、徐々に変わっていく。
お店にくる客も、そしてついには両親も……。
果たして、自殺用品専門店とトゥヴァシュ一家の運命はいかに!?(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
ヒューマントラストシネマ有楽町で3Dで鑑賞しました。
3Dは飛び出してくる感じではなくて、奥行きがある感じですが、それも少しな感じなので3Dじゃなくてもいいかなぁと思いました。
予告見て絵の感じがいいなぁと思った方は、目も疲れますし2Dでも十分じゃないかと思います。
映画は終始、飛び出す絵本を見てるような感覚で絵(特に背景)とか素敵なんですけど、ストーリー的な面白さは感じなかったです。
あとポジティブな末っ子のキャラをもう少し可愛くしてくれたら感情移入出来たのになぁと思いました。
また、どちらかというとミュージカルは苦手なので(それでも『ロック・オブ・エイジズ』とか好きですが)、本作の曲はそんなにノレませんでした。
自殺がテーマで全体的にもっと静かだと思ってたのですが、割と騒がしくてうるさく感じてしまいました。
「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造(ドーン)みたいに抑揚が効いてた方が良かったかなぁと思います。
そうだ、このネガティブでブラックな感じは既に日本では「笑ゥせぇるすまん」があったのですね。
鑑賞データ
ヒューマントラストシネマ有楽町 TCGメンバーズ ハッピーフライデー 1000円+3D料金400円
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