キャラクターが魅力的でした ☆5点
予告編
映画データ
あらすじ
千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。
「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。
行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。繰り返される不思議な夢。
そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。「私/俺たち、入れ替わってる!?」
いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」
辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた……。
出会うことのない二人の出逢い。
運命の歯車が、いま動き出す(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
なるほど、キャラクターデザインは「あの花」の田中将賀さんですか。
主人公二人もカッコ可愛かったですけど、奥寺先輩にやられました。
あれ、声、長澤まさみさんだったんですね。
気が付きませんでした。
あのちょっと、お姉さん感、上手いですよね。
映画『モテキ』の時もグッときました。
新海誠作品に初めて触れましたがよかったです。
長井龍雪作品のテレビ版全11話の「あの花」と同じくらいよかったです。
あの花テレビ版の好評から劇場版が作られ10億弱のヒットから、昨年の『ここさけ』も10億超のヒット。
公開館数もあの花60館から、ここさけ140館ときたところに、本作は東宝の大英断で300館弱。
劇場での予告もかなり前から流しててプロモーションもばっちりはまったと思います。
今年は細田作品もジブリ作品(『レッドタートル』はあるが実験的なので)も無かったのも、功を奏した気がします。
漫画原作物が食傷気味なのに加え、原作ディスみたいな出来が多い昨今、オリジナルで良い物を作って、人々の目にさえ触れられれば、こうやってヒットするのは、とても正しい気がしますし、映画好きとしてもとても嬉しいです。
明るい話題を提供してくれた本作に感謝です。
鑑賞データ
TOHOシネマズ六本木 シネマイレージデイ 1400円
2016年 108作品目 累計122200円 1作品単価1131円
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