キッズ・リターン 再会の時 評価と感想/無難に仕上がってました

キッズ・リターン 再会の時 評価と感想
スポンサーリンク

完璧だった前作 ☆3点

予告編

映画データ

http://cinema.pia.co.jp/title/162958/

あらすじ

高校卒業後、落ちこぼれだった同級生シンジ(平岡祐太)とマサル(三浦貴大)は、それぞれシンジはボクシング、マサルはヤクザの道を選んだ。
その頂点を目指し、別々の世界に飛び込んだ二人だったが、世の中は甘くなく、理想と現実のギャップや越えられない壁にぶつかり挫折。
互いに会うこともなく10年が過ぎた……。

シンジはボクシングに以前のような情熱を傾けられず、ジムも辞めて何となくアルバイトをこなす日々。
刑務所から出所したばかりのマサルはヤクザに戻るが、うだつの上がらない生活を送っていた。
そんなある日、ふとした偶然から再会を果たした二人は、互いのくすぶっていた心に火がついた。
「見返してやろうぜ」マサルの言葉を胸に、再びリングに上がるシンジ。
一方のマサルも、自らの人生をかけたある勝負に出ようとしていた……。

MovieWalkerより引用)

感想

北野武監督の前作は、久石譲さんの音楽と相まって非常に高いレベルで完結してたので、あれを超えるのは無理だと思うんですけど、長く北野組の助監督を務められていた清水浩監督が続編にチャレンジされたのは勇気あることだと思います。

映画は前作から10年後の設定でしたが、マサル(三浦貴大)は前作(金子賢)の軽い感じから渋く骨っぽい感じになってましたね。
シンジ(安藤政信→平岡祐太)は相変わらず周りに流されやすい性格でマサルがいないとダメな感じでしたが。

ストーリーや音楽はとりたてて特筆すべきものはありませんでしたが、全体的に俳優陣の演技がよかったです。

ラストも、前作の希望とも絶望とも両方に解釈できるのに比べ、今作は映画的にはハッピーエンド(チャンピオンになる)で分かり易いと思いました。

鑑賞データ

テアトル新宿 TCGメンバーズ ハッピーフライデー 1000円

コメント