火 Hee 評価と感想/監督に専念した長編を見てみたい

火 Hee 評価と感想
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舞台向きな作品な気がします ☆3点

予告編

映画データ

火 Hee (2016):作品情報|シネマトゥデイ
映画『火 Hee』のあらすじ・キャスト・動画など作品情報:「土の中の子供」で第133回芥川賞に輝き、「掏摸(スリ)」「教団X」などの話題作を放ち続ける作家・中村文則の短編を基にしたサスペンス。
http://cinema.pia.co.jp/title/170489/

あらすじ

アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。
ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。
彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。
しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。
幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。
彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく…。

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

72分の桃井かおりさん監督作『火Hee』を1800円払ってイメージフォーラムにて鑑賞。

少し寝てしまったかもしれなくて、よく分からなったのですがあらすじを読んで納得しました。

映画はアメリカのクリニックで働く男性の精神科医が、偶然エレベーターに乗り合わせた日本人女性(桃井かおり)を見て、妄想を始めるという内容で、登場する女の会話や身の上話は全て男性の頭ん中のお話。

要は夢みたいなものなので、辻褄が合ってようが無かろうがどうでもいいので、ストーリーとしては面白くないです。

見るべきは桃井さんの演技なんですが、ほぼ一人芝居なので舞台向きかなぁと思います。
一人でぶつぶつ喋ってるこういう女性、時々、電車とかでいるよなぁと思って観てました。

もう女優としての地位は確立されてる方なので、LAに拠点を移し海外の作品へ役者としても製作者としても関わっていくスタンスは素晴らしいと思います。
早逝してしまった松田優作さんの遺志を継いでるのかもしれないと思いました。

あと、先日観た『沈黙の粛清』スティーヴン・セガールの娘の藤谷文子さんも出演されてました。

鑑賞データ

シアター・イメージフォーラム 当日一般料金 1800円
2016年 101作品目 累計114300円 1作品単価1132円

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