GONIN サーガ 評価と感想/伝説は伝説のままの方が…

GONIN サーガ 評価と感想

台詞が聞き取れないのが致命的だった  ☆3点

予告編

『GONINサーガ』90秒予告

映画データ

GONIN サーガ (2015) - シネマトゥデイ
『花と蛇』シリーズや、『甘い鞭』などの鬼才・石井隆監督が放つ、人気アクション『GONIN』シリーズの第3弾。
GONIN サーガ|映画情報のぴあ映画生活
『GONIN サーガ』は2015年の映画。『GONIN サーガ』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

1995年5月3日
広域指定暴力団五誠会系大越組を襲撃する二人の男たち。
三屋と氷頭。
激しい銃撃戦の後、雨が降りしきる中、運び込まれた新宿中央病院の玄関前で、組員・そして襲撃者たちの死体が晒されていた──

2000年
大越組若頭で、襲撃で命を落とした久松(鶴見辰吾)の息子・勇人(東出昌大)は、母想いの優しい青年に育ち、まっとうな生活を送ろうと工事現場で働きながらバーを営む母・安恵(井上晴美)を支えていた。
同じく襲撃で死亡した大越組組長の息子・大輔(桐谷健太)は五誠会の三代目で芸能事務所の社長・誠司(安藤政信)のボディガードとして従いながら、破門され解体した大越組再興の夢を抱いていた。
命日に久しぶりに大輔と顔を合わせた勇人は、母が父の月命日のたび、五誠会に父の名誉復権を求め怒鳴り込んでいることを聞かされる。
「今は辛抱する時だ」と自分に言い聞かせるように言う大輔に、勇人は何も言葉をかけられない。

2014年
かつて万代(佐藤浩市)が経営していたクラブ・バーズは誠司が所有。
取り壊してアミューズメント施設に改装されることが決まっていた。
バーズに婚約者・百合香(松本若菜)と訪れ、ここで結婚披露宴をする計画について話す誠司。
そこに元アイドルで五誠会に囲われている麻美(土屋アンナ)が現れ、銃を向けた。
麻美は五誠会にあるネタをつかまれ、それをもとに強請られ、売春を強要されていたのだ。
「私の強請りのネタを返してくれたら消えてやる」と迫る麻美を誠司は殴りつけ、金を投げて消えろと言い放つ。
そんな麻美を送るよう命じられた大輔は、彼女の暗い過去と秘密を聞き、心を通わせるのだった。

そんなある日、安恵の経営するバーに19年前の事件を追い、富田(柄本佑)と名乗るルポライターが訪ねてくる。

19年前の因果に翻弄された「GONIN」の運命の歯車が軋み始めようとしていた──

(公式サイトhttp://gonin-saga.jp/about/story.htmlより引用)

ネタバレ感想

石井隆監督作品は何作か見たことありますが、雨を降らす(ないしは水)のと、光は鉄板で、本作もそれらが多用されていて、石井作品らしいなーという印象でした。

石井作品は何作か見たと書きましたが「GONIN」は見たこと無かったので、この機会に見ましたが、正直それほど絶賛されるほどのものかなぁと思いましたが、20年前のあの時代、あの空気感、リアルタイムで見てれば幾分違ったのかな?とも思いました。

まだ椎名桔平さんがブレイクする前ですし、バイオレンス描写も当時としては斬新だったのかなぁとも思いました。

それで、事前に予習して望んだ本作ですが、前作を見てなくても分かるように、序盤は前作の映像を入れて説明してましたが、前作を見てても人間関係が分かり辛く、見てない人にはちんぷんかんぷんじゃないかと思いましたが、前作見てない方いかがでしょうか?

自分的には見ている間にはっきりしなかったのが、テリー伊藤さんと安藤政信さんでテリーさんが2代目、安藤さんがその息子で3代目ってことは分かりましたが、じゃあその初代ってのが分からなくて、家帰って調べて、ああ、前作「GONIN」の室田日出男さんね!となった次第です。
ただ、たぶん前作では五誠会ってそんなにフューチャーされてなかった気がするんですが…。

で、まあ、それは置いといて、序盤の人間関係などを説明するくだりで、演者さんたちの台詞が聞き取り辛いところが多く、これって結構致命的だなと思ったり、その人間関係を説明するくだりが早過ぎて、ついていけなかったりしました。

なので前半はわりと辛くて、東出さんのお母さんが井上晴美さんなのもビックリ(年齢的に合って無い)でしたし、井上さんが一人でサラ金突撃するのも唐突だなーと思ったりもしました。

ただ東出さんたちがサラ金襲撃する辺りからは、テンポでてきて面白かったです。
土屋アンナさんの割れた鏡越しのショットとか、ベイブリッジかレインボーブリッジのショットとか、後半は面白い画が撮れてたと思います。

あと、それで、やっぱり根津甚八さんを引っ張りだしたのは凄いと思うんですけど、もう往年の面影は全く無くて、逆に辛かったですね。

それと明神という前作とは違う役での竹中直人さんの起用ですが、根津さんを前作と同じ役で出した以上、これは無かったかなぁと。
凄腕のヒットマンという役どころで配役はそれなりの重鎮じゃないと務まらないと思いますが、そうですねぇ、石井監督作に出演された俳優さんなら永瀬正敏さんとかがよかったんじゃないかと思います。
あとはもう逆に女性で余貴美子さんとか。
それであの部下の女殺し屋(福島リラさん)とレズ設定にしちゃうとかですね。

それでストーリーなんですが、死んだと思った明神(竹中直人)が生きてたり、柄本さんも死んでそうでなかなか死んでなかったり、いまどきあんな結婚パーティーするかなぁ?と思ったりもしたんですが、全体的な雰囲気で見る映画なんだろうなと思いました。

あ、あと土屋アンナさんの演技がよかったですし、短パンはみケツもよかったです。

鑑賞データ

角川シネマ新宿 TCGメンバーズ ハッピーフライデー 1000円

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