ゴーストバスターズ(2016) 評価と感想/リブートとしては上手かったです

ゴーストバスターズ(2016) 評価と感想
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いい感じにリブート ☆4.5点

予告編

映画データ

ゴーストバスターズ (2016):作品情報|シネマトゥデイ
映画『ゴーストバスターズ』のあらすじ・キャスト・評価・動画など作品情報:1980年代に一世を風靡(ふうび)した人気コメディーシリーズの、装い新たな話題作。
http://cinema.pia.co.jp/title/169058/

あらすじ

ニューヨークのコロンビア大学で教鞭を執る物理学者エリン・ギルバート(クリステン・ウィグ)の元に、幽霊の調査依頼が舞い込む。彼女がかつて幽霊本を出版したことがその理由だったが、大学内で微妙な立場にあるエリンは、ヒギンズ科学大学で幽霊研究に打ち込む幽霊本の共著者で友人のアビー(メリッサ・マッカーシー)を訪ねる。その話に目を輝かせたアビーと、彼女の相棒ジリアン・ホルツマン(ケイト・マッキノン)と共に訪れた現場で、ゴーストに遭遇。だが、その映像をネットで公開したところ、世間を騒がせたという理由で3人とも大学をクビになってしまう。やむなく3人は、頭の悪い青年ケヴィン(クリス・ヘムズワース)を秘書に雇い、中華料理店の 2階をオフィスとして超常現象の調査会社を設立する。最初の依頼者は、地下鉄の女性駅員パティ(レスリー・ジョーンズ)。地下鉄構内でゴーストに追いかけられたと駆け込んで来たのだ。現地でそのゴーストの姿をビデオに収めたものの、ネットに公開した映像は世間から完全にインチキ扱い。ゴーストの存在を証明するには捕獲するしかないと悟った3人は、パティを仲間に加え、ジリアン開発の捕獲装置プロトンビームをバックパック型に改良してチャンスを待つ。そして、再び訪れる出動の時。オジー・オズボーン主宰のロックフェス会場にゴーストが出たというのだ。万全の装備で乗り込んだ4人は、ステージ上でゴーストの捕獲に成功。これが彼女たち“ゴーストバスターズ”最初の大手柄となった。だがその裏で、ニューヨークに危機が迫っていた。一連の幽霊騒ぎは、天変地異によって世界を浄化しようとする黒幕ローワンの仕業だったのだ。果たしてゴーストバスターズたちは、ニューヨークの街を守ることができるのか?人類の未来を懸けたファイナルバトルが、今始まる!

Movie Walkerより引用)

ネタバレ感想

本国アメリカでは、公開される前から主人公が女性だけなんて性差別だとかフェミ要素が強いなんて批判がありましたが、その逆の映画が今までどれほどあったかを思えば全く気になりませんでした。

主要キャスト全員女性の新『ゴーストバスターズ』に非難、ハリウッド性差別問題
【7月1日 AFP】主要キャスト全員に女性を配した今月公開の米映画『ゴーストバスターズ(Ghostbusters)』のリメーク版が、インターネット上で激しい批判にさらされている。

映画はいい感じにオリジナルをリブートしてて、80年代ネタが散りばめられててテンポもよくて楽しかったです。

ナイツのヤホー漫才か、というくらい小ネタがたくさんで、前半はギャグがダダ滑りしてる感(日本人だと分からない部分もあるかも)もありましたが、後半は分かりやすくて笑ってました。

個人的にツボだったのはパトリック・スウェイジの『ゴースト/ニューヨークの幻』とかけて、いや『ロードハウス 孤独の街』だとか『ハートブルー』だとか言ってるところが楽しかったです(パトリック・スウェイジ2009年に57歳で亡くなってます合掌)

あと市長役のアンディ・ガルシアも久々にみてテンション上がりました。
この方も80年代後半~90年代前半はよく見ていて『アンタッチャブル』の新米警官役とか、『ブラック・レイン』では松田優作さんに首チョンパされたりとか、『ゴッドファーザー PART III』ではアカデミー助演男優賞にノミネートされたりしていました。

オリジナルからカメオ的に出演してるので気づいたのは、幽霊や超常現象に懐疑的な教授役にビル・マーレイ(というのが皮肉が効いてました)
タクシー運転手役にダン・エイクロイド(この方も久々に見た!)
ホテルのフロント係にアーニー・ポッツ(オリジナルでは受付係、すぐには気付かなかった)
ホルツマンの恩師役にシガニー・ウィーバー(最後の最後に出てきた)
でした。

気付かなかったのは、霊柩車の持ち主ビル叔父さん役がアーニー・ハドソン(オリジナルではバスターズメンバーに雇われた人)最後の方に出てきたので何かあるかな?とは思いましたが。
ハロルド・ライミスは亡くなってますので、エンドロールでの「ハロルド・ライミスに捧ぐ」はじーんときました。

ところで今作は女性4人が主役になったことで、なんとなくセックス・アンド・ザ・シティ感がしまして、特にホルツマンがサマンサに思えて仕方なかったんですが、ケイト・マッキノン演じるジリアン・ホルツマンの役柄はいい設定を作ったと思います。
彼女のスローモーションの戦闘シーンも見モノの一つになっててカッコイイです。

3D字幕版で見たんですが、エンドクレジットからエンドロールまで3Dが堪能できるようになってたので、これは3Dで見たほうが楽しいと思います。
できればIMAX3Dがいいと思いますね。

続編も作れるような感じで終わってるのですが、北米での興収がいまいち伸びなくて製作費は回収できるようですが広告費を含めると赤字のようなのでどうでしょうか。

ただホルツマンのキャラクターは出色ですので個人的には続編見たいなーと思います。

鑑賞データ

TOHOシネマズ日劇 ファーストデイ 1100円+3D料金300円
2016年 103作品目 累計117100円 1作品単価1137円

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