『コズモポリス』評価と感想/現代アメリカ文学界を代表する作家の小説を映画化です

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辛い、辛過ぎる  ☆3点

あらすじとかは映画.comさんでどぞ

若くして投資で成功した社長がリムジンに乗って髪を切りに床屋へ行こうとするが、なかなか辿り着けないというカフカ的なお話です。

監督のクローネンバーグは、当初、映画化する気は無かったそうで、プロデューサーに勧められた、ドン・デリーロの小説「コズモポリス」(デリーロの他作品は読んでいたらしいです)を読んで即決したそう。

脚本はクローネンバーグ監督自身最短の6日間で書き上げたそうですが、ほぼ原作の会話部分を抽出しただけで手を加えてないそうで、ほぼ原作頼みの映画だと思います。

映画はリムジン内での会話劇が中心で、膨大な量の台詞に圧倒されます。

が、大半は抽象的な話なので内容がさっぱりわかりません。
テーマは今の資本主義や世の中のシステムについての話だと思うのですが、それも観客それぞれの受け止め方があると思います。

クローネンバーグ監督が映画化を決意したのは、デリーロの世界観や原作の素晴らしい台詞にあるそうですが、ドン・デリーロは現代米国を代表する小説家だそうで、近年はノーベル文学賞の常連候補らしいですが、そういった文学的教養を持たない人が見ると辛いと思います(私もその一人ですが…)

ただラストはかなり緊迫した会話劇になるので結構見応えがあり面白かったです。

クローネンバーグも年を取ったからか昔に比べ分かり辛くなったように思いますが、今度息子さんが監督デビューされるようなのでそちらを見てみようかなと思っております。

ヒューマントラストシネマ有楽町 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円

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