『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』評価と感想/闇金ウシジマくんの趣も

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緊迫感に満ちたなかなかの映画  ☆4点

予告編はこんな感じです


映画データはこちらからどうぞ
映画『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』の作品情報:自宅からの強制退去をきっかけに自らも金や欲望の世界に足を踏み入れる男を、『ソーシャル・ネットワーク』などのアンドリュー・ガーフィールドが演じた社会派サスペンス。
『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』は2014年の映画。『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
上映館数が少なくて映画館の予告編でも見た事無くてうっかりスルーする所でしたけど、公開スケジュールをチェックしてるうちにローラ・ダーンの口を見たくなったので鑑賞しました。

これが思いもかけず良作で、セミドキュメンタリーのような緊張感がずっと続く作品。
笑わせるような描写も一切なく深刻なテーマを描きます。

まず冒頭のカーバー(マイケル・シャノン)がナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)の家を訪れるシーンから緊迫感があっていいです。
二人の演技やカメラワークで真にせまるものがあります。
ものの数分で家を退去しなければならない理不尽さ。
何が起こっているのか状況さえ分からない不安感が観客にも伝わってきます。
この映画、音楽もとてもよくて緊張感をより増幅させていたと思います。

ナッシュがカーバーの下で働くようになってからは、映画『ウォール街』のような趣き。
マイケル・ダグラス演じるゴードン・ゲッコーとチャーリー・シーン演じるバド・フォックスのような関係です。
最近ですと『ウルフ・オブ・ウォールストリート』といったところでしょうか。

テンポもよくてストーリーも一気に進むので面白かったのですが、細かいところで分からないことが何点かありました。

まず家をとられる人々の状況。
たとえばナッシュの場合は家のローンが払えなくて、ではなくて、仕事用の工具・機材購入のため家を担保にしたローンの支払いが滞った上でのもの。
一応弁護士にも相談してたし、どのような手続きであのような強制執行に至るかが今一つ分かりませんでしたが、日本よりは居住者や賃借人の権利は弱いのだろうなと思いました。

その他の、家を取られる人も寝耳に水という感じで、通知を無視していた訳でもなさそうですし、一人のおじいさんなんかはリバースモーゲージで買ったとか言ってたので何でだろうと思いました。

それからエアコンの室外機やプールのポンプを外して公的資金をせしめる手口もよく分からなかったです。

それとナッシュが営業して配ってた、カギを預けたら3500ドル払うというチラシ。
あれもシステムがよく分からなかったです。
とりたててお金の必要がない人にも貸し付ける手口なのか?
あるいは日本にも以前からある車金融的なものなのか?

ラストも緊迫感があって、アメリカではよくありそうな銃を持った立て籠もり事件。
ニュースではその背景を知ることはないですが、案外、ああいったことが背景にあるかもしれないなと思わせてくれました。

ラストを見ても救いがある映画ではないですが、ナッシュは家を取られたときに母の言うとおり家に執着することなくタンパに戻るのが一番良かったんだろうなぁと思いました。

ヒューマントラストシネマ有楽町 水曜サービスデー 1100円
2016年 13作品目 累計17600円 1作品単価1354円

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