色々てんこ盛りでお腹いっぱいです! ☆5点
予告編
映画データ
あらすじ
少年時代を過ごした ”スカイフォール” で焼け残った写真を受け取ったボンド (ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M (レイフ・ファインズ) の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは殺害された悪名高い犯罪者の元妻であるルチア・スキアラ (モニカ・ベルッチ) と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。
その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ (アンドリュー・スコット) がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニー (ナオミ・ハリス) やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明のてがかりとなるかもしれないボンドの旧敵、Mr. ホワイト (イェスパー・クリステンセン) の娘マドレーヌ・スワン (レア・セドゥ) を追う。
死闘を繰り広げながらスペクターの核心部分へと迫る中、ボンドは追い求めてきた敵と自分自身の恐るべき関係を知ることになる-。
(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
007を映画館で見るのは久しぶりで、クレイグボンドも先日の金曜ロードショーでやったスカイフォールを慌てて見る始末で初めてです。
まずタイトルからいいですよね。
『007 スペクター』って、シンプルイズベストで。
昔の007ではよくでてきた悪の組織スペクター。
なんか今まで権利関係で使えなかったみたいで満を持しての登場です。
映画はどうやって撮ったのだろう?という冒頭の長回しから、一気に引き込まれて007史上最長となる148分という上映時間も苦になりませんでした。
クレイグ版ボンドはスカイフォールしか見てないですが、前作の敵のハビエル・バルデムなんかも写真で出てきて、『カジノロワイヤル』『慰めの報酬』『スカイフォール』のそれぞれの敵も実はスペクターの一員であり、またボンド出生の秘密がスペクターの首領ブロフェルドとも繋がっており、と、クレイグ版ボンド4本を横断した見事な脚本で、お腹いっぱいになりました。
一応、本作でMGMとコンビを組んできたソニーピクチャーズの映画化権が切れるようで、今後の007シリーズがどうなるかまだ分かりませんが、ひとまずソニーピクチャーズ版007の集大成といえる作品になっていると思います。
鑑賞データ
TOHOシネマズ六本木 TOHOシネマズデイ 1100円
コメント