映画感想

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ジェーン・ドウの解剖 評価と感想/検死官親子に迫る恐怖

リングのようなシリーズ化へのポテンシャル有り ☆5点 シッチェス映画祭審査員特別賞の他、各国のホラー映画祭で賞を受賞した作品。 松竹が様々なジャンルの究極ムービーを贈る松竹エクストリームセレクションの第1弾。 監督は『トロールハンター』のア...
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海辺のリア 評価と感想/脚本ダメダメで演者で魅せるもツラい

舞台でやった方が ☆1.5点 名優・仲代達矢が『春との旅』『日本の悲劇』に続き小林政広監督とタッグを組んだ人間ドラマ。 半世紀以上のキャリアを誇るも現在は認知症の疑いがあり、家族から見放された往年のスターを描く。 共演に黒木華、原田美枝子、...
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美しい星 評価と感想/もう一捻り欲しかった

プロットが古いのは否めない ☆4点 1962年に発表された三島由紀夫のSF的な長編小説の映画化で『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督。 出演は主役となる家族の父役にリリーフランキー、母役に中嶋朋子、長男役に亀梨和也、長女役に橋本愛。
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20センチュリー・ウーマン 評価と感想/私と世界の1979年を総括する

ストップ・メイキング センスの塊のような映画 ☆5点 『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督が、自身の母親をモデルにしたオリジナル脚本のヒューマンドラマで2017年のアカデミー脚本賞ノミネート作品。 主演に『アメリカン・ビューティー』のア...
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ラプチャー 破裂 評価と感想/ザ・ガマン

ノオミ・ラパスかダチョウ倶楽部か ☆3.5点 予告編 映画データ 『セクレタリー』のスティーヴン・シャインバーグ監督、『ハード キャンディ』のブライアン・ネルソン脚本、『ミレニアム』シリーズのノオミ・ラパス主演による監禁拷問SM系ホラーです...
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光をくれた人 評価と感想/生みの親と育ての親

不可抗力の場合と犯罪の場合 ☆3.5点 2012年にアメリカで出版されたイギリス在住のオーストラリア人女性作家M・L・ステッドマンの小説「海を照らす光」を『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督が映画化した作品で主演はマイケル・フ...
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光(河瀬直美監督)評価と感想/百聞は一見に如かず、なのに会話が成立しない映画

押しつけがましい人 ☆2.5点 1997年『萌の朱雀』で第50回カンヌ国際映画祭カメラドール受賞、2007年『殯の森』で第60回カンヌ映画祭グランプリ受賞した河瀨直美監督が、前作『あん』の永瀬正敏さんと、ヒロインに水崎綾女さんを迎え、弱視の...
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パーソナル・ショッパー 評価と感想/フランス版シャマラン?

クリステン・スチュワートのおっぱいで+0.5 ☆3点 『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートが『アクトレス~女たちの舞台~』でアメリカ人女優としては史上初となるセザール賞(フランスのアカデミー賞)助演女優賞を受賞したオリヴィエ・...
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 評価と感想/東京で生きるということ

笑えるシーンもあって面白い ☆5点 2007年に当時女性では最年少で中原中也賞を受賞した最果タヒによる2016年に出版された第四詩集を『舟を編む』で第37回(2014年)日本アカデミー賞作品賞をはじめ6冠に輝いた石井裕也監督が映画化した作品...
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ 評価と感想/悪魔の毒々モンスター、レオン風

四十にして人に感謝される喜びを知る ☆4点 2016年のダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリアのアカデミー賞)で新人監督賞をはじめ、主演男・女優賞、助演男・女優賞の演技部門を総ナメし7冠に輝いた、日本のアニメ「鋼鉄ジーグ」をモチーフにした...