2018-12

映画年間ベストテン

2018年ベストテン

2018年劇場鑑賞198作品の中からのベストテンです。 今年も絞り切れず邦画と洋画分けてあります。 邦画(87作品) 1位:寝ても覚めても(監督:濱口竜介) 2位:恋は雨上がりのように(監督:永井聡) 3位:祈りの幕が下りる時(監督:福澤克...
映画感想

オズランド 笑顔の魔法おしえます。 評価と感想/熊本アピールした方がよかったかも

グリーンランドの魅力が伝わらず残念 ☆3点 漫画「海猿」や「S -最後の警官-」の原作者・小森陽一が2015年に上梓した小説「オズの世界」の映画化。 熊本県荒尾市の遊園地「グリーンランド」をモデルに、一流高級ホテルチェーンに就職したものの地...
映画感想

デス・ウィッシュ 評価と感想/狼よさらばを上手い具合にアップデート

リメイクはイーライ・ロス監督にお任せ ☆4.5点 1974年にチャールズ・ブロンソン主演で製作されシリーズ5作まで続いた『狼よさらば』(原題:Death Wish)のリメイク作品。 監督はイーライ・ロス、主演はブルース・ウィリス、共演にエリ...
映画感想

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! 評価と感想/ヒドかった

監督のオナニーを延々見せられる107分 ☆0点 テレビドラマ「時効警察」や「熱海の捜査官」を演出した三木聡監督によるオリジナル脚本のロックコメディ。 声帯ドーピングによる奇跡のシャウトが維持出来なくなりそうなカリスマロックシンガーと声が小さ...
映画感想

止められるか、俺たちを 評価と感想/若松プロの1969年~71年を描く

パワフルだった70年代 ☆3.5点 2012年に亡くなった映画監督・若松孝二を描いた作品で、1969年当時、ピンク映画で若者を熱狂させていた若松プロに入社した助監督の吉積めぐみを主人公に、彼女が亡くなる1971年までを描いた作品。 監督は若...
映画感想

ここは退屈迎えに来て 評価と感想/高校時代イケてたあいつ今何してる?

予告編のフジファブリックがマックスでした ☆3.5点 『アズミ・ハルコは行方不明』が映画化された小説家・山内マリコのデビュー作の同名連作小説集を映画化。 ありふれた地方都市で暮らし、2004年に高校3年生だった若者の2013年までの十年を巡...
映画感想

バーバラと心の巨人 評価と感想/予想した通りでした

安心して観れました ☆3.5点 『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』の監督のクリス・コロンバスが製作に入り、2008年に発表されたジョー・ケリーとケン・ニイムラによるグラフィックノベル「I Kill Giants」を実写映画化。 巨人...
映画感想

アンダー・ザ・シルバーレイク 評価と感想/裏窓から繋がるハリウッド奇譚

面白いが傑作までは至らず ☆4点 2014年の第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間で上映され、日本では2016年に公開された『イット・フォローズ』で注目を浴びたデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督によるオリジナル脚本のネオノワールサスペンス...
映画感想

散り椿 評価と感想/散り椿の下で決闘する意味が分からない

劇的につまらない ☆2点 『蜩ノ記』(ひぐらしのき)で2011年下半期の直木賞を受賞した作家・葉室麟が2012年に発表した江戸時代の扇野藩という架空の藩を舞台にした同名時代小説の映画化。 監督は名キャメラマンの木村大作、脚本は『蜩ノ記』を監...
映画感想

ルイスと不思議の時計 評価と感想/イーライ・ロスの片鱗はあります

ハリー・ポッター映画化前ならよかったかも ☆3.5点 1973年に出版されたジョン・ベレアーズによる児童向けゴシックホラー・ファンタジー小説「壁のなかの時計」の実写映画化作品。 監督はゴア描写が得意のイーライ・ロス、脚本・製作に「スーパーナ...