トッド・ソロンズの子犬物語 評価と感想/イスラムを揶揄するネタが面白いとは思えず

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トッド・ソロンズを知りません ☆2点

予告編


映画データ
映画『トッド・ソロンズの子犬物語』の作品情報:『ダークホース ~リア獣エイブの恋~』などのトッド・ソロンズが監督を務め、ダックスフントとその犬を迎えるオーナーたちの悲喜こもごもをつづる異色コメディー。トラブルメーカーの子犬がさまざまな人の手に渡り、アメリカ中を放浪する様子をブラックな笑いを交えて描く。
『トッド・ソロンズの子犬物語』は2015年の映画。『トッド・ソロンズの子犬物語』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
映画館で予告編(上のじゃなくてもっと短いマナー広告みたいなやつ)を見て面白そうだなぁと思い鑑賞。トッド・ソロンズという方は知りませんです。
(ああ、これです↓)

原題はウインナードッグなんですが、ダックスフンドのことをアメリカではこう呼ぶんですかね?ウィキペディア見ても書いてありませんでした。

あらすじはダックスフンドを飼ってる4組のオムニバスで、1話と2話は同じ犬、3話と4話はそれぞれ違う犬だと思ってましたが、公式サイト他のストーリーを読むと、どうやら1匹の同じ犬のようですね。
映画を見てるだけでは、場面も時間軸も飛ぶので、同じ犬とは思わない不親切設計です。

1話目は小児がんで闘病中のレミ君(キートン・ナイジェル・クック)に、お父さん(トレーシ・レッツ)がお母さん(ジュリー・デルピー)に相談もせずに犬を買ってきてしまったことによる珍騒動を描いてます。
お父さんはお母さんに相談もせずに買ってきたので誰が世話をするの?と叱られます。
レミ君は体が弱いので散歩はオレがやるとお父さん。
お父さんは、犬を人間社会に適応させなきゃならんと言って、トイレ他をしつけるために、洗濯機とかが置いてある物置みたいな部屋にケージを置いて、そこに犬を入れます。犬は部屋を自由に行き来できない状態で、ほぼケージ内で飼われます。
しかも名前も付けてもらえません。
お母さんが犬を避妊手術に連れて行こうとするのですが、車の中でレミ君が「どうして避妊手術しなきゃならないの?かわいそう」と、どうして?何で?を連発する坊やになります。が、それにテキトーに答えるお母さん。動物病院に車が着くとレミ君は犬を逃がそうとします。結局、犬は避妊手術したかしなかったかは分からないんですが、家に戻ってきて、お母さんが子供の頃に飼っていた犬の話を例えにして、避妊手術がなぜ大事かをもっともらしくレミ君に聞かせます。
ある日の午前中、お父さんとお母さんがヨガに行くことになり、レミ君は犬と二人っきりになるチャンスを得ます。ここぞとばかりにケージから出してリビングで犬と遊ぶレミ君。犬がレミ君が朝食に食べていたシリアルのバーを欲しそうにするので与えると下痢をしてしまいます。帰ってきた父母は下痢まみれなリビングを掃除しながら悪態をつきます。
暫く散歩に連れてっても下痢が治らない(道路に延々と下痢ピーがばら撒かれてるのをただ描写する画面)ので、レミ君に内緒か、或いは病気(この辺は描写されない)だと言って、お父さんが動物病院に安楽死処分しに連れて行って1話目は終わりです。

2話目はその動物病院で働いているドーン(グレタ・カーウィグ)が、安楽死寸前のところを救って自分で飼う話です。
ドーンが近所のコンビニで買い物をしてると高校時代のクラスメイトのブランドン(キーラン・カルキンはマコーレー・カルキンの弟さんだそうで確かに似てます。)に会います。少し思い出話をしてドーンが店を出ると、先に店を出たブランドンが、ドーンが連れてきて店の前に繋げてた犬を可愛がっていました。犬もよく懐いてます(その犬は今度はうんちみたいな名前が付けられてました)。
ブランドンは明日からオハイオに行くけど、一緒に来るか?と唐突にドーンを誘います。ブランドンに仄かな思いがあったのと、何かを変えたくてドーンは了承します。犬を連れてブランドンのワゴン車でオハイオを目指してる途中、ガソリンスタンドでヒッチハイクをしているメキシコ人の家族に会い乗せてあげます。
ブランドンは目的地に着くと二軒の家を訪ねます。一軒のボロい家の男性を訪ね、ちょっと話して戻ってきます。もう一軒は住宅地にある綺麗な家で年配の女性とちょっと話して戻ってきます。
メキシコ人を降ろすと、今度は弟の家に行くと言って、ドーンも犬も一緒に連れてきます。ブランドンの弟はダウン症で結婚してる奥さんもダウン症でした。弟には父が死んだことを知らせます。一晩か二晩泊まって帰るときに、犬がブランドンの弟家族に懐いていたので、ドーンは弟家族に犬を譲ります。弟家族は喜んでいました。

2話と3話の間には休憩映像がありました。昔の映画で長い上映時間の作品に入ったりしますが、本作は88分なので意味が分かりません。

3話はダニー・デヴィート演じる映画学校の先生シュメルツの話です。
シュメルツは映画学校で20年近く教えるベテランの先生で現役の脚本家でもあります。
しかし、脚本は20数年前に3流映画に採用されたくらいで、今も映画会社に脚本を送っていますが、相手にされてない状態です。
生徒たちにも実績が無いのをバカにされています。映画学校からは温情で雇用されていますが、そろそろリストラ対象になりそうです。病院に検診に行くと肥満を解消するために運動しろと言われて犬の散歩をしていると言いますが、それは運動じゃないと言われます。
三人の生徒が学校のロビーでシュメルツの悪口を話してるのを聞きながら、シュメルツが学校をあとにすると、爆弾を巻いたと思われる犬が現れ、爆弾処理班が駆けつけて3話は終わります。

4話はエレン・バースティン演じるおばあちゃんの話です。
お手伝いさんみたいな女性が居て、犬にはキャンサー(癌)という名前(1話のレミ君に繋げる感じなのかな?)を付けています。
孫娘のゾーイ(ゾーシャ・マメット)が黒人の芸術家の彼氏を連れて遊びに来ますが、おばあちゃんは機嫌が悪そうです。
というのも、孫娘が来るときはお金の無心と決まってるのですが、それをなかなか切り出さずご機嫌伺いに終始してるからです。
おばあちゃんの方から切り出すと、彼氏の芸術活動の支援に1万ドル必要だと言います。彼氏の芸術活動の中には、動物の死体を剝製にしたものをロボット化するというのもあるらしいです。
おばあちゃんは数字は苦手だと言って金額を書かずに小切手を孫娘に渡します。
孫娘たちが帰って、玄関前の椅子に犬と座っていると少女が現れます。
その少女はおばあちゃんの子供の頃で、おばあちゃんがその時々に諦めた、なれなかった自分だといって何体も現れます。
その少女たちは夢だったのですが、おばあちゃんが目を覚ますと、隣にいたはずの犬がいなくなってて、おばあちゃんの家の前の道路を横断してるところで、トラックに轢かれます。その後も3台の車に轢かれます。
時間軸が6か月後に飛び、孫娘の彼氏のと思われる展覧会場。
アクリルケースに入ったダックスフンドの剥製の首が動いてワンワンと吠えたところで映画は終わりです。

まあ、映画を見てても何が言いたかったかは、分からないですね。
まあ、特に言いたいことも無いのでしょうけど、ブラックユーモアというかブラックコメディを通して、人間の悲喜こもごもを描きたかったのかな?と。
ただ、そんなにクスッと笑えるところも無いんですよねぇ。これも欧米人との笑いの質の差でしょうか。
1話でジュリー・デルピー演じるお母さんが飼ってた犬の話をするところでイスラムを揶揄するブラックな話をするんですが、欧米人はホントこのネタ好きだなぁと思います(↓の動画)

『世界の果てまでヒャッハー!』を観たときにも思ったんですけど、正直あんまりいい気がしないんですよね。

なんか素直に笑えない ☆2点 予告編映画データフランスで大ヒットしたらしいということと、予告編が面白そうだったので...
いい感じかなぁと思ったのは2話くらいで、あとはそんなに話が面白い訳でもないので☆2.5点なんですが、イスラムネタで-0.5点で☆2点ですね。

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