ピエロがお前を嘲笑う 評価と感想/確かに私の心はファックされたが…

ピエロがお前を嘲笑う 評価と感想
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あれれれれ?  ☆2.5点

予告編

映画データ

http://cinema.pia.co.jp/title/168110/

あらすじ

警察に出頭した天才ハッカー・ベンヤミン(トム・シリング)。世間を騒がせ殺人事件にまで関与を疑われ国際指名手配をされた。そのベンヤミンが自ら語りだした――
学校では苛められ冴えないベンヤミン。ピザ屋のバイトでも馬鹿にされ、想いを寄せているマリ(ハンナー・ヘルツシュプルンク)にもまともにアプローチもできない。そのマリのために試験問題をハッキングして手にいれようとしたベンヤミンだったが捕まってしまう。前歴がなかったため社会奉仕活動を命じられ、そこで野心家のマックス(エリアス・ムバレク)と知り合う。2人にはハッキングという共通の趣味が合った。マックスはベンヤミンの天才的な才能を見抜き、マックスの友人たちを交えて、破壊活動を行うハッカー集団“CLAY(クレイ)”を結成する。国内の管理システムを手当たり次第ハッキングを仕掛け、世間を混乱させ注目を集める。そしてクレイはライバルハッカー集団を挑発し、ついにはその正体を暴いてみせる。さらにドイツ連邦情報局へもハッキングを仕掛け、有頂天になっていたベンヤミンたちだったが、ベンヤミンの仕掛けた不用意なハッキングがきっかけで殺人事件が発生してしまう。ついにユーロポール(欧州刑事警察機構)の捜査が入り、ベンヤミンたち自身が危険にさらされることになり、自ら出頭することにしたのだった。
しかしベンヤミンの自供はつじつまが合わない。翻弄される捜査官たち。果たしてどこまでが真実なのか。彼の真の目的とは――。

(公式サイトhttp://pierrot-movie.com/story.htmlより引用)

ネタバレ感想

『映画全体に仕掛けられたトリック。そのトリックに誰もが「見破れない!」「騙された!」という感嘆の声をあげる。マインドファックムービー』
のキャッチコピーに釣られ、ユージュアルサスペクツ的な物を期待して観に行って来た訳ですが…。

あれれれれれ?
あんまり面白くないorz

全編ビートが効いててテンポもよくて映像も凝ってて、なかなかにサイバースリラーな感じなんですが、何でしょう??
如何せん小粒というか、こじんまりしてるというか。
なんか結構単調でかなり眠気が襲ってきて辛かったです。

まず伝説の大物ハッカーであるMRXが、そんなに大物に感じられなくて。
それと自分達で立ち上げたハッカー集団クレイの犯罪も、なんかそんなにスカッとせず。
それから取調べを担当する女性刑事もパッとしない感じで。

たぶん前半からテンポよく飛ばした分、それぞれの人物描写が薄く、それほど感情移入出来なくて、かなり傍観者的立ち位置で観る感じになったせいだと思います。

なんか主人公を含めて魅力的な人物が皆無でそれがこの映画の致命傷かな、という感じがします。

鑑賞データ

ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円

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