イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 評価と感想/クリストファーに捧ぐ

イミテーション・ゲーム 映画感想
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アラン少年の初恋が切ない  ☆4点

予告編

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 予告編

映画データ
https://www.cinematoday.jp/movie/T0011348
http://cinema.pia.co.jp/title/164839/
ヤフー映画でのレビュー点数高いですね。
客席もサービスデーではない普段の平日でしたがわりと入っていました。
カンパーバッチ人気でしょうかね。

『イミテーション・ ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
タイトルから、エニグマ暗号機の解読に取り組んだ、プロジェクトX的な展開をイメージしましたが、暗号解読の技術的・専門的なことは軽めにして、天才数学者の「秘密」の部分に比重が置かれていました。

この秘密というのが主人公のアラン・チューリングがゲイであることなんですが、この話の部分が非常に切なかったです。
特に小学生・中学生頃でしょうか?いじめられていたアラン少年を助けて心を通わせることになるクリストファーとの初恋の話が切なくて…
戦争が終わっての1952年になっても同性愛は罪だったようで、それ以前にカミングアウトするなんて相当な偏見があっただろうと推察されます。
親友であり初恋の相手でもあるクリストファーの死の報告に際し、ゲイであることを悟られまいと、それほど親しくなかったと先生に話すあたりは涙なしでは見られませんでした。

それから、ブレッチリー・パークに行ってチームで暗号解読するところでは、時々、アスペルガー症候群っぽい特徴が描写されており、その部分でチームのメンバーとうまくコミュニケーションが取れなかったりして、そのあたりの苦悩も描かれていました。

この映画を見るまで(エニグマ暗号機は知っていましたが)アラン・チューリングを知りませんでしたし、コンピューターの基礎を作ったことも知らなかったので新しいことが知れてよかったです。
またこのこと自体が長い間機密扱いされ、チューリングの功績も称えられてなかったことに驚きました。
同性愛が違法だったなんて今では信じられませんが、私たちの歴史はこうしたマイノリティを抹殺してきた歴史でもあるのだなあ、なんてことを思いました。

TOHOシネマズ六本木 シネマイレージデイ 1400円

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