殺人ワークショップ 評価と感想/ラストがいいですね

殺人ワークショップ 評価と感想
スポンサーリンク

ワークショップから生まれた映画 ☆3.5点

予告編

映画データ

http://cinema.pia.co.jp/title/165693/

あらすじ

同棲する恋人から日常的に暴力を振るわれているアキコの元に、奇妙なメールが届く。それは“殺したい人はいませんか?人の殺し方を教えます”と書かれた闇の殺人ワークショップへの勧誘メールだった。アキコはそのメールに返信し、ワークショップに応募するが……。

MovieWalkerより引用)

ネタバレ感想

最近、こういうワークショップから生まれた映画多いですよね。
去年は『恋の渦』がロングラン上映されましたし。

プロの役者さんにも、これから演技目指そうとしてる人にとっても、可能性を開いてくれるからいいですよね。

で、本作は演劇ワークショップならね殺人ワークショップ。
最近のワークショップから着想を得たアイデアが面白いです。

見方を変えれば演劇でのワークショップの、「人を殺す芝居」、というのを究極的に突き詰めた形でもあります。

殺人ワークショップは途中で離脱することが許されないワークショップ。
高いお金を払ってまでも殺したいと思った人への憎しみを、最後まで持ち続けられるのか?自分の手で本当に殺せるのか?

やっぱり人を殺すということは生半可なことではなく、一人、二人と脱落していきます。自分の命と引き換えに。

この映画、ラストがいいですね。
一瞬、日和りそうになるんですが、自分に打ち勝って過去の自分と決別するところ。
初めて自己が開放される瞬間というのでしょうか、新しく生まれ変わる感じがいいです。(もちろん殺人を肯定してはいけないですが)

中々の骨太な人間ドラマで楽しめました。
併映されていた「超・暴力人間」も面白かったです。

鑑賞データ

渋谷アップリンク 会員料金 1000円

コメント