リブート版の続きもできるかな? ☆3.5点
予告編
映画データ
あらすじ
2028年――。世界各国で軍事配備のロボット化が進む一方、ロボット配備を禁止する「ドレイファス法」を支持し抵抗していたアメリカの近未来都市デトロイト。
愛する家族とともに暮らす勤勉な警官アレックス(ジョエル・キナマン)は、捜査中、爆発事故に巻き込まれ瀕死の重傷を負うが、オムニ社の最新ロボット技術により“ロボコップ”として新たな命を得る。
人間としての感情と記憶、ロボットとしての圧倒的な力で、一躍ヒーローとなったロボコップだったが、巨悪の陰謀に巻き込まれ、ある日、“人間としての感情と記憶”をリセットされてしまう。
そして、一切の感情を失いロボットとして”正義”のためだけに街を守る彼は、予想をもしな かった問題に直面することになる……。
(公式サイトhttp://www.robocop-movie.jp/より引用)
ネタバレ感想
ポール・バーホーベン版のオリジナルから30年弱。
ストーリー的な展開は想像がつくので、ここは素直に最新の特撮技術でのロボコップを楽しみたいと思いました。
オムニ社のCEO(マイケル・キートン)のちょっとした思い付きで、黒になった新しいロボコップですが、単純にカッコイイと思いました。
前作の角ばった動きより、いくらか滑らかになって、エアサスペンションが効いてるかのような動きでした。
あわせて黒のバイクもカッコよかったです。
物語はアクション描写はそこそこの代わりに、心情描写が丁寧に描かれていたと思います。
それぞれの登場人物の苦悩や葛藤が心に響きました。
ロボコップになってしまった主人公は元より、その妻の苦悩や、ゲイリー・オールドマン演じる博士の中間管理職的な葛藤が、サラリーマン社会と似ていて身につまされました。
また、現代のアメリカを象徴したようなニュース番組のアンカーマン(サミュエル・L・ジャクソン)を登場させたことによって娯楽性だけでなくメッセージ性の強い作品になってたと思います。
ラストの雰囲気だと、続編もありそうな感じですがこれはいかに?
鑑賞データ
丸の内ピカデリー ドリパス企画 先行上映イベント 2000円
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