手紙は憶えている 評価と感想/ゆきゆきて神軍なおじいちゃん

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おもしれえぇぇぇ!  ☆5点

予告編はこんな感じです


映画データはこちらからどうぞ
映画『手紙は憶えている』の作品情報:『スウィート ヒアアフター』などのアトム・エゴヤンが監督を務め、ナチスに家族を奪われた男の復讐(ふくしゅう)劇に迫るサスペンス。戦時中、互いに収容所から何とか生き延びた友人との約束で、かつての虐殺者を捜して敵討ちの旅に出る老人の姿を描く。
『手紙は憶えている』は2015年の映画。『手紙は憶えている』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
今年はナチ物見るのはこれで3本目になります。

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と今作。

今作はエゴヤン監督にしては分かりやすくて、きっちりエンタメミステリーに仕上がってました。

前に劇場で予告編を見たときは『メメント』と『ゆきゆきて、神軍』を合わせたような感じかな?と予想していましたが、当たらずとも遠からずで大オチは『エンゼル・ハート』でした。

おじいちゃんが、もうまだらボケ始まってて、目覚めるたびに奥さんの名前読んでたのが切なかったですね。

老人ホームの友人マックスが手紙やその他諸々でお膳立てしてくれてたとはいえ、ゼヴおじいちゃんの行動がスムーズに行き過ぎた感じはありますが、そこは映画的ということでご愛嬌。

この映画よかったのは、ゼヴおじいちゃんのちょっとしたロードムービーになってるんですが、会う人会う人みな親切。色々わーっとおじいちゃんに説明してあげるんですけど、おじいちゃんが理解出来てないのを察して、案内してくれたりして、みんな親切で気持ちいい。

あと、ゼヴおじいちゃんの記憶がおぼろげになる描写がすごくよかった。3人目のルディ・コランダー探しにいくとき泊まったホテルの受付のそばに、窓ガラスに水が流れるアクアウォールっていうんですかね、ウォータースクリーンに手を伸ばすじゃないですか、あの、こう、記憶が流れ落ちるみたいな描写、切なかったなぁ。

ブルーノ・ガンツが一人目のコランダーとは気づきませんでした。
で、二人目のゲイのコランダーがユルゲン・プロホノフ。おじいちゃん過ぎて分からん。

三人目は死んでて息子役が、『ブレイキング・バッド』のハンク(ディーン・ノリス)。この人好きなんですよねー、ブルース・ウィリスに似てて。
で、この息子も父ちゃんの友人が訪ねて来てくれたと勘違いして、凄くいい人。父ちゃんの思い出話しようって言って、何でも見ていいよーって言って、すごくフランク。
で、ユダヤ人と知ったら、あの豹変するさまが見事でした。あのまくし立てる演技上手いなぁー。

最後のコランダーは見たことある顔だなぁと思ったのですが、かなり老けメイクしてたので、誰だか分からず。
ウィキペディア見たらハインツ・リーフェンって方みたいですけど、ググって画像探したらヴェネチア映画祭の時の写真出てきたので見たら、これ2番目のコランダーですね。ゲイの。
最後のコランダーがユルゲン・プロホノフでどうりで見た顔だなと納得した次第であります。

そんなに政治的メッセージがある映画ではないですが、ナチの犯罪や反ユダヤ主義の団体を監視しているサイモン・ウィーゼンタール・センターというのを知ること(欧米人にはポピュラーなんでしょうね。日本でいう原爆資料館みたいな)が出来ましたし、何より復讐のバックボーンにはこれほど説得力ある設定は無い訳で、凄く面白いエンタメミステリー作品でした。95分という上映時間もよいです。あと子供たちがかわいい。

TOHOシネマズシャンテ シネマイレージデイ 1400円
2016年 124作品目 累計139500円 1作品単価1125円

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