美女たちがいっぱい出てきます ☆4点
予告編
映画データ
ネタバレ感想
クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマン、アントニオ・バンデラス
撮影エマニュエル・ルベツキ(『ゼロ・グラビティ』『バードマン』『レヴェナント』で3年連続アカデミー賞受賞)、監督は巨匠テレンス・マリックという豪華メンバーにも関わらず、さっぱり分かりませんでした!
と言いますのも、登場人物による会話らしい台詞は殆ど無いんですね。
基本的には登場人物による心の声、自分語りなので、物語らしい物語は無く、映像詩って感じです。
なので色んなサイトであらすじを読んでおかないと、この映画だけ見て、「そうなのかぁ」とは分からないです。
まぁ、主人公が脚本家で、色んな女性と付き合ってるのは分かりますが。
なんかナレーションというか天の声というか父の声(エンドロールでベン・キングズレーの名がクレジットされていたので、たぶんベン・キングズレーが担当してるんだと思います)で、王の息子がどうちゃらとか、羽をとって地上に降りた天使がどうちゃらとかを話すので分かり辛いんですが、色んなあらすじなんかを総合すると
基本、ハリウッドの脚本家でパーリーピーポーでよろしくやってるが、なんだか居心地の悪さを感じて生きていて、ここではないどこかを探している話
でしょうか。
まぁでも観客はだいたい上映時間約2時間の間、睡魔との戦いだと思います。
巨匠テレンス・マリック(と言っても『シン・レッド・ライン』しか見たことありません。この作品は面白かった)ということで難しいだろなー、と前半からかなり集中して見ましたが、それでも眠気がハンパ無かったです。
ただ美女がたくさん出てきて、たまにおっぱい丸出しのときもあるので、それでなんとか耐えてるという自分の頭の悪さです。
ただ、やっぱり映像とかは美しかったですし、並の人じゃ撮れない作品に仕上がっているのは分かります。
有名俳優たちがこぞって出演したがるんだろうなー、とも思います。
見る人の知性や教養(文学や音楽、芸術全般)が追いついてないと、さっぱり分からないと思うんですけど、頭のいい人はこういう感想書ける(ヤフー映画のレビューのリンクです)ので凄いなぁと思います(音楽の授業でペール・ギュント習ったのかさえ、覚えてないレベルの自分です…)。
あ、あと、そういえば、序盤に、地震の描写が有ったんですけど、海外の映画にしては珍しいな、と思いました。
邦画では東日本大震災以降、モチーフに使われること多いですけど、テレンス・マリック監督も影響受けてたりするんでしょうかね?
そこ興味あるんですけど、インタビューとかにあまり出ない監督なので分かりませんね。
面白いか面白くないがで言えば、自分的には面白くない映画なんですけど、自分なんかが評価するのは烏滸がましい映画であるのは確かです(といって評価付けてるんですけど)。
鑑賞データ
ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円
2016年 143作品目 累計155500円 1作品単価1087円
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