ハリウッドがひれ伏した銀行マン 評価と感想/映画に出資するということ

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プリセールスのシステム作った人  ☆4点

予告編


映画データ
映画『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』の作品情報:『ターミネーター』『プラトーン』といった20世紀後半におけるハリウッドの新興映画会社の作品を、資金面で支えた伝説的銀行マンの軌跡を追うドキュメンタリー。
『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』は2014年の映画。『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
ディノ・デ・ラウレンティスと組んでプリセールスのシステムを作ったオランダ人の銀行員フランズ・アフマンに迫ったドキュメンタリーで実の娘さんが監督した作品です。

この娘さんは4人兄弟の末っ子で上の3人のお兄さんとは年が離れてるらしく、物心ついた頃にはハリウッドのスターが自宅に遊びにくる環境で育っていて、父親は何者なんだ?と思っていたそうです。

インタビュー対象者も父親にゆかりのある方ばかりなのでとても自然体です。
特に『プラトーン』に融資してもらったオリバー・ストーンと『トータル・リコール』『氷の微笑』に融資してもらったポール・バーホーベンはアフマンのことを語るときは嬉しそうでした。

80年代当時に映画を見ていたときはメジャーとインディペンデントを意識していませんでしたが(というより知りませんでしたが)、いま思い起こせばインディペンデント系が席巻していたんだなぁと思います。
メナヘム・ゴーラン率いるキャノン・フィルムズやマリオ・カサール率いるカロルコの名はよく目にしていました。

実際このプリセールスのシステムは、海の物とも山の物とも分からない企画や監督にお金を出したがらないメジャー会社とは対照的で、優れた脚本や才能ある若手監督には積極的に融資することで上手く機能していました。
『プラトーン』なんか、製作費が600万ドルだったなんて今では信じられないことです。

ただこのプリセールスのシステムも10年くらい続けてくるとマンネリ化し、優れた作品に融資することが少なくなり作品そのものがヒットしなくなったり、インディペンデント系自体が製作費が膨大にかかる大作を製作するようなメジャー体質になってしまい終焉を迎えます(メジャー会社が俳優のギャラを上げて囲い出したというのもあります)。
カロルコ・ピクチャーズがいい例で『カットスロート・アイランド』と『ショーガール』の失敗により倒産してしまいました。

映画はラスト、バーホーベンへのインタビューで終わります。「アフマンは亡くなってしまったが、君(娘さん)という素晴らしい作品を残していった」と言って涙します。
こちらもジーンときて、つられて泣きそうになりましたが、よくよく考えたら『ショーガール』の監督でもありました。

ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円
2016年 83作品目 累計96200円 1作品単価1159円

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