銀座並木通り クラブアンダルシア 評価と感想/銀座では珍しい男性支配人

銀座並木通り クラブアンダルシア 評価と感想
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監督の多才っぷり ☆3点

予告編

映画データ

http://cinema.pia.co.jp/title/165712/

あらすじ

東京・銀座――――高級クラブがひしめき、功成り名を遂げた者だけが、そこで時を過ごす事を許された街。
主人公・奥澤健司(松方弘樹)
彼は、銀座で僅かしかいない男性オーナーとして、『クラブ・アンダルシア』の支配人をしている。
奥澤はホステスたちのさまざまな愛の物語を優しく見守っている。
客たちもそんな奥澤の店に集うのである。

ある日「アンダルシア」にひとりの男、増田(渡辺大)が現れる。
初めての銀座に戸惑いつつ、美佐江(鎌田奈津美)、美和(江口ナオ)の接客を受けていた。
しかし増田は隣席のひとりの女を見つめていた。
それはベテランホステスの恭子(姿月あさと)である。

奥澤健司とその周りを取り巻く客やホステスの複雑な関係が銀座の夜をさらに深めていった…。

(公式サイトより引用)

ネタバレ感想

和田秀樹さんて映画の監督もされてたんですね。
自分の中では精神科医のコメンテーターと、「頭の良い子供を育てるには」の一連の本を出されてる方という認識でしたので意外でした。

一週間限定公開の初日舞台挨拶付きのを観に行ったんですが、和田監督は「マルサの女」などの伊丹十三監督の作品がお好きなようで、専門的な映画だけど知識も増え更にその中に娯楽性があって面白いというような事を仰っていたんですが、この映画もそういう感じで作られていました。

原作は「女帝」シリーズの倉科遼さん。
お話としては女帝の中にもありそうなお話でしたが、設定が少し変わっててお店の支配人が男性です。

実際の銀座でも少なかったようで、実在の人物(奥澤健二氏)をモデルにして松方弘樹さんが演じています。

映画の中でハウツーっぽいところは、まず銀座のクラブは一見では入れなくて紹介がいること。

また担当のホステスさんも基本選べなくて、紹介してくれた方の担当ホステスさんがつく永久指名なこと。

お客さんと肉体関係をもって繋ぎとめようとすることを、特攻ということ、などがありました。

主役の姿月あさとさんは、少しおどおどした感じで、かつてお店のNo.1ホステスだった感じには見えなかったですけど、影のある感じは出ていました。

ライバル店のママのあいはら友子さんはいじわるな感じがよく出てました。
ただライバル店が場末のスナックみたいな雰囲気でしたが…。

支配人役の松方弘樹さんとチーママ的な役の鶴田さやかさんとのツーショットは痺れますね。
何せ鶴田浩二さんのお嬢さんですから。

スッキリの阿部レポーターも元々は俳優さんですからいい味出してたと思います。

映画はなんとなく昭和っぽい感じもしましたが、92分でサクッと見れますし退屈なシーンもなかったのでよかったと思います。

鑑賞データ

ヒューマントラストシネマ有楽町 TCGメンバーズ 会員料金 1300円

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