あぁぁー、よかった!サイコーでした ☆5点
予告編
映画データ
あらすじ
奥手で妄想癖のあるウォルター(ベン・スティラー)は雑誌「LIFE」のネガ管理部に勤務していて、最近入社した別の部署のシェリル(クリステン・ウィグ)に密かな想いを寄せています。
ある日ウォルターは登録している婚活サイトにシェリルが登録されているのに気づき、奥手な性格がゆえに迷いながらもコンタクトを試みますがシステムの不具合からアクセスできません。
サイトに問い合わせの電話をしながら、いつものように会社へ向かうと会社は買収されることが決定し雑誌も次号で休刊となることを知ります。
ネガ管理部に着くと契約しているプロカメラマンのショーン(ショーン・ペン)から手紙が届いていて、最終号の表紙に使ってほしいとネガが入っていましたが、肝心の指示された25番のネガが抜けています。
世界を飛び回っているショーンは携帯電話も持っておらず連絡する手段がありません。
上層部から早く写真を出せと迫られたウォルターは抜け落ちたネガの前後の写真を頼りにショーンの行方を探し始めると同時に、会社からのショーンへの支払い記録から居場所を探り当てようとシェリルに協力を求めます。
はたしてショーンはどこにいるのか?
シェリルとの恋は成就するのか?
そして25番のネガにはいったい何が写っているのか?
といったお話です。
ネタバレ感想
映画館で予告を見た時から、面白そうな映画だな、良さそうな映画だなと思っておりましたが、期待を上回る素晴らしい映画でした。
映画は写真雑誌「LIFE」が舞台になっているだけあって、どのシーンも1カット1カットが凄く絵になっていて、写真の持つ訴求力が連なった感じで圧倒されました。
グリーンランド、アイスランド、ヒマラヤの自然も素晴らしく、またそのバックにかかる音楽がどれも素敵で、音楽と映像の相乗効果だけで目頭が熱くなりました。
雄大な大自然をバックに自転車やスケボーで走るシーンは『フォレスト・ガンプ』を彷彿させましたね。
ところどころ入る格言めいた言葉も実によくて心が熱くなりました。
もうとにかくベン・スティーラーの演技が凄くよくて、序盤の気が弱そうで自信なさげな雰囲気から、だんだんと精悍な雰囲気に変わっていくさまが本当に見事でした。
「あなたも明日から一歩踏み出してみよう!」とそんな勇気をもらえる素晴らしい映画でした。
鑑賞データ
TOHOシネマズ日劇 シネマイレージ6P無料鑑賞 0円
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