暗殺者たるもの紳士たれ ☆4点
予告編
映画データ
あらすじ
裏社会に語り継がれる一騎当千・伝説の殺し屋ジョン・ウィック。
愛を知り、表の世界へと足を洗い平穏な日々を送っていた彼は、ある日、不運にも彼の愛するものすべてをマフィアに奪われてしまう。
怒りに震え、心の奥底に封じ込めた”殺し屋の魂”を解き放ち、復讐のために独り立ち上がる。(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
映画を撮っていないときは、世捨て人(ホームレス)のような姿を度々、激写されているキアヌ・リーブス。
そんなハリウッドセレブっぽくない彼の行動に、日本でもファンは多いと思いますが、そんなキアヌ・リーブス完全復活のコピーが付いたこの作品、完全復活ってそんな失礼じゃないですか(笑)
スピードシリーズ、マトリックスシリーズと二つも代表的なシリーズ作品があるだけで凄いことで永久殿堂入りでもいいくらいの御方でございます。
そんなキアヌの最新作、物語はすごく単純です。
ロシアンマフィアの下で働いてた凄腕の殺し屋ジョン・ウィックは愛する女性と暮らすため、組織をデカくする大一番の仕事をこなすことと引き換えに組織を引退し、愛する妻と暮らしていたが、病気で妻を亡くす。
意気消沈してる彼に妻が亡くなる前に手配していた子犬が届き、その子犬を妻の忘れ形見と思って生きていこうと思った矢先、ロシアンマフィアのボスのバカ息子に愛車を盗まれ子犬を殺され、怒ったジョン・ウィックが組織に復讐に向かうというお話です。
話としてはとても単純なのでこの脚本でよく100分持たせたなという印象ですが、映画のキモは予告でも分かる通りガンアクションにあります。
日本でいったらチャンバラ映画、殺陣の映画ですね。
それでこの映画ではカーシステムと呼ばれる独特の拳銃の構え方が多用されていてそれがかっこいいんですね。
正式にはセンター・アクシス・リロック・システムというらしいんですけど、頭文字をとってC.A.Rシステムと呼ばれていて、近年流行ってるらしく近距離戦なんかには有利みたいです。
あとこの映画では殺し屋が常宿にするホテルみたいのがあって、そこでは殺しをしていけないという掟があり、それが永世中立国のスイスみたいな役割を果たしていて面白かったです。
このホテルの設定が無いと映画がもっと短くなっちゃって90分とか切っちゃったでしょうから。
まあ正直アクションだけ見れればいいかなという気もしますが、映像もなかなか叙情的で雰囲気もある作品ですし、結構良い作品だと思いますよ。
鑑賞データ
TOHOシネマズ新宿 シネマイレージ6P無料鑑賞 0円
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